ドラえもん のび太の銀河超特急(エクスプレス)



監督:芝山努
声優:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也

★★★☆☆

ドラえもんは22世紀のミステリー・トレインの切符を手に入れて、いつものメンバー(ドラ、のび、しずちゃん、ジャイ、スネ)で乗り込みます。ミステリー・トレインは小惑星地帯に入り、その小惑星は一つ一つがテーマパークになっていました。「西部の星」「忍者の星」などで遊ぶのび太達。
そんなときに、謎のUFOヤドリ(手のひらサイズの小さいUFO)が現れます。ヤドリにとりつかれると、人が変わったように悪いことをしはじめます。

私がさっきから言ってる「後期ドラえもんの作品には、前半の冒険かクリエイティブ系部分が消えた」ってのは、この映画で確信しました。「ブリキの迷宮」なんかはまだ自然の中で遊んでるからいいにしても、これは完全に「テーマパーク」。ドラえもんにあるまじき人工的で既定的な遊びかたやねん。

この映画でのび太が天才ガンマンだってことを知った人も多いんじゃないかと思うけど、のび太はほんま天才ガンマンやねん。早くはてんとう虫コミックス12巻「けん銃王コンテスト」で活躍してるねんけど、この銀河超特急での活躍ぶりはすごい。
なにしろメインの見せ場は、ほとんど全部のび太の射撃にかかってるねん。のびちゃんファンにはたまらんやろうけど、「今までの「ドラえもん」の映画」ファンから見るとどうもストーリー展開をのび太の射撃の腕1本に頼りすぎっていうか。

それにやっぱり、夢幻三剣士のあたりからのび太が普通に強い。勇敢やし。今までの「ドジでグズで泣き虫で弱虫ののび太が、こんなにもがんばってる」ってとこに感動してたのに比べると、のび太が活躍するのが普通すぎて。

スネ夫も前より根性太くなった??彼が騒いでくれない分緊迫感に欠けます。他のキャラが活躍するのも、別に普通というか。なんか金さんが着物脱いだり、黄門様が印籠見せるシーンを見て別に感動しないように、のび太達のがんばりを見ても感動しなくなってきちゃってるねん。
こっちも見なれてきたからってんじゃなくて、キャラの使いかたやと思うけどな、やっぱ。
2002,3,10



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